認知症の治療

認知症の進行を遅らせることは可能

高齢化が社会問題となっている昨今ですが、歳を経ることによって健康に対し様々なリスクが懸念されてくるようになり、その中の一つに認知症があるのを皆さんご存知かと思います。
一度、認知症が発症してしまうと完治させることはほぼ不可能となっているために、一般的な対処方法として介護が必要なのが知られていますが、この他にも薬剤やリハビリといったものにより認知症の進行を遅らせることが可能と言われています。

薬剤による治療

薬剤による治療では、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬や、NMDA受容体拮抗薬など脳内の記憶物質を強化させるものや、神経の機能改善を行うものが主流となっていますが、副作用があったり目に見える効果が期待できないため、あくまで補助的なものとして使用される場合が多いでしょう。
認知症が重度になってしまうと徘徊といった行動を伴うことも少なくないために、こうした状況に対応するにあたり、抗精神病薬といった薬剤が使われることもあるようです。

リハビリによる治療

次にリハビリに関してですが、これもまた薬剤と同様に脳機能の低下を防ぐために行われる治療の一つで、書き取り計算や音楽を使用した治療法がポピュラーなものとなっており、昔の記憶を思い出す訓練といった方法やパズルといった手法も取られています。

この記憶を思い出させるというのは最近の事例ですと、椅子から立ち上がることのなかった認知症の方に戦時中のモデルガンを与えると背負って歩き出した、という驚きの例もありますので如何に認知症にとって昔の記憶が治療にとって有効であるか、というのが分かる例と言えるでしょう。

人の手による介護は必要不可欠

しかし前述したように、こういった治療方法を駆使しても完治と言える状態に届くことは残念ながらまずありませんので、人の手による介護は必要不可欠となっているのが現状です。

 

このページのトップへ